自分もまあ、ようやく(今頃)南蛮レベリングのしんどさみたいなものを思い知っている。12周年の頃なら6万円の課金である程度どうにかなっていたものが、周年から外れるだけで8万円を下らない勢いで胃が痛い。銀行口座見てたら余裕でこれ以上はアウトでしたし、仕事次決まるのが9月9日以降だから、剴切SP回したくても回せない。辛い。
「努力すれば余裕で大将軍に成れる」
これが本当だろうかという話は置いておいて、そもそも南蛮の防御は戦争と違って、防御態勢を自己形成できるんですよね。
つまり、南蛮来襲は最高の防御の形を準備して迎え撃てる。
援軍の数値(正確には兵種と実数、防具強化も本当は含めたい)はさておくにしても、本陣の武将は今どうなっているのか、どういう形にすれば最高形になるのかをとりあえず机上で再確認しようという今回の企画です。
結論から言うと、現在の理論値最高の防御は以下の通り。
ちなみに、蜀軍の防衛などややこしい案件もあるものの、それらに関しては今回は考慮しないものとする。
あ?全部のパーセンテージ?知るか。ついでにこの構成できる課金額もプライスレスどころか、100万円ぐらいは最低でもかかる恐れがある。正直過去のSPから概算したくないし、SL左慈娘と12周年限定品が入っている時点で2年越しの企画過ぎる。このコロナ禍で課金額維持できるだけで幸せと思っておいたほうがいい。
ほぼ幻想の値だからなあコレ。というか組めないと思うんだが……。尤も、今まで回収できたSL水鏡とSL南華老仙を完全に防御に回した場合は話が変わってくるとは思うけども。
ちなみに、何度か後で同じ話を書く羽目になると思うのだけども、守護と加護と副将配置に関しては以下が絶対基準になる。
・SLは基本的に可能な限り、主将に置いて副将枠を開ける
・剴切は基本的にコスト比の威力がかなり高く、SLのスキルよりもデッキ全体の威力を上げる。但しスキル枠3枠総てを剴切で採用できないカードは仮採用以外では見送る事。
・加護も守護も、スキル威力は程度表示(高い順に、帝聖・大聖・聖・方・堅・防)とスキル係数は同じなので、威力の高い順から採用すること。このため、手動で発動する最高威力のスキルがデッキの基軸となる。
・副将配置は、主将の枠組みが決まってから行う。決める順番は、「採用できる副将解放済みで、環境最高威力のSL」→「コスト比最高威力の1コスト剴切スキル」→「残コストを最高威力か覇軍で埋める」→残った手持ちのカードから初期スキルの威力が高いものを順番に副将にぶち込む
・守護と加護に限り、低コストの副将鏡はコストを維持して威力を発揮するので、採用が可能。レアリティの適正な剴切スキルと加護に添えるのが最も良い。
実際にはこれぐらいの反映差が出る。SRの場合は、加護は25%反映されてるが、大きく反映されるスキルは15%しか反映されていない。
とりあえず上記と、理論最高構成から引き算しながらデッキを組み立てれば完成しちゃうので大丈夫だと思う。
以下、上記最高構成に至った経緯や、他の解説。特に12周年のSPをガン回しできなかったら上記の構成のほとんどを完成させられないので、代替武将の話も少し。
先に、加護と守護について現状の確認。
加護系:配属拠点に居るとき、自陣の総ての拠点に効果がある。防壁~帝聖壁まで出ている。
守護系:スキル所持者の配属拠点に居るときのみ効果がある。防陣~大聖陣まで出ている。
加護も守護も、コストに対して比率変動のみであるため、デッキコストを総て埋めるかつ、強力なスキルでデッキ内のスキル枠を可能な限り埋めることが求められる。スキルの所持武将のコストは一切考慮されない。
共に係数は同威力相当では全く同じ係数です
そのため、守護帝聖陣が出ない今の状況を考えると、守護系はすたれる運命にあり、加護帝聖壁を如何に多く抱えるかが今後の防御の命題となっています。
ということで、雑なスクショ。まずは帝聖壁系。
現在、加護帝聖壁は4.5コストのみで7種出ている。再録されないものも一部あるので
SP自動発動防御のSL董昭、SP9魏のSL夏侯惇・許チョ、は比較的再録されやすい印象。
季節ものは、SP2020端午のSL張苞・関興、SP正月2021のSL孫権・孫登・孫氏、SP雛祭2021のSL霊帝・何皇后、SP夏2021のSL大喬・小喬の4種。別名同威力は同スキル扱い。SL左慈娘は11周年記念カードなので、おそらく復刻しないものと思われる。
肝心の鏡系については、「主将の帝明鏡」が付与可能で、副将は以下の一枚のみ。
このため、完全自動防御でないのなら、副将亀は基本的にはSLの手動スキルの副将で用いられるのが望ましいことになる。まあもう一つの理由は、この亀のコストが4.0コストなので、本来ならデュエル向きではないかという話でもあるのだが。
全部帝聖壁で賄えるなら話は早いのだが、SLなので副将を2枠付けられる。
このため、その副将を誰が取るかを考慮する必要がある。
SLの副将候補にSLを充てる場合、副将は基本的に以下の順序で候補を選ぶ
・初期スキルレベルの高いカード
・ダブルカードなど、特性を2つ以上持たないカード
・育成の労力を比較的かけずに済むカード
上記の7種の場合、SL夏侯惇・許チョが副将枠に入りやすいが、SL水鏡の投入枚数が8枚で351%×(1+0.9)=666.9%。他のカードがだいたい帝聖壁がSLV4スタートなので、SL水鏡8枚で594%止まりになる。このへんは排出期間や課金額の問題により、誰を育成していたかという問題にも直結するので何とも言えない部分はあるが、少なくともSL夏侯惇・許チョはポテンシャルが高いと理解していただけると幸いである。とはいえ正直な話、万が一帝明鏡を付与できるのならSL帝聖壁・大聖壁のダブルカードに付与するほうがだいぶ楽になる。
とはいえ、主将の帝明鏡付与が可能なら、ダブル帝聖壁になっているSL孫権・孫登・孫氏とSL大喬・小喬の2枚だけは確実に主将候補に残さないといけない。
この2枚のみ現状でトリプル帝聖壁(単一加護1215%)を達成できる。
ということで、主将候補順は現状以下の通りとなる。
主将確定:SL孫権・孫登・孫氏、SL大喬・小喬
主将にしやすい:SL張苞・関興、SL霊帝・何皇后
副将にしやすい:SL夏侯惇・許チョ、SL左慈娘、SL董昭
これだと18コストを主将で埋めて、残り3枚のカードを副将にするという話になります。この場合は帝聖域の副将効果は最大で1枚324%。
ここで一旦保留。18コストだと最大7コストの余りとなるものの、ここを考慮するにあたって、現状加護系は四神の帝聖郭という自動発動じゃないスキルを考慮する必要があるのです。
現状、彼女1枚のみですが、このスキルは単純に加護のスキル版であり、覇者の大帝域の範囲強化版。このスキル単体で2つ目の覇者の大帝域……ああごめん、覇者の大帝域はまだ存在してなかった。娘々大帝域しかないんだったわ。まあ要は現状の発動限定のある最強の加護がこれ。効果時間は10の10と比較的オーソドックス。
これが最大1080%の防御強化と、帝聖壁の405%の実に2枠ちょい。というか、ダブル帝聖壁+大聖壁の1057.5%を超えている。
このため、最大防御を考えるなら四神の帝聖郭は採用し続ける必要があるため、おそらく今年はちょくちょく登場するでしょう。デメリットはスキル発動数だけ拠点が必要なぐらい。
だもんで現状は、4.5コストを5枚主将枠で考えておき、残り2.5コストを覇軍加護で補助しておいた方がよさそうです。四神の帝聖郭が出た瞬間入れ替えとなり、副将の解放次第で、UR加護聖壁4枚を徐々にSL帝聖壁へ入れ替えていくこととなります。
なお、現状四神の帝聖郭に相当するスキルが他に無いため、SL袁姫に関しては「ある」か「ない」かでだいぶんと対応が変わります。今後も同様のスキルが出た場合は、あるかなしかでデッキセット状況は変わります。拠点のデッキセット以外では基本的に使わないので、4.5コスト四神の帝聖郭初期スキル持ちは最大5枚の確保と覚えておきましょう。このへんが確保枚数に上限がない加護帝聖壁初期スキル持ちとの違いになります。
さてここからが問題
L以下のレアリティで加護の副将効果を求める場合誰が良いか?
先に結論を言うと、「守護で帝聖陣が出ていない現状、SL帝聖壁持ちは総て主将採用せざるを得ないので、枠が余程余ってない限り、剴切でないLは全部副将候補」になります。
つまりまあ、排出されている加護大聖壁持ちは全員副将送りです。SLで帝聖壁持ちのカードを3枚以上入手を落としているときにはじめてL加護持ち(正確には加護大聖壁を初期スキルとして持つ5種のカード)を主将として採用することが可能です。つまりそれ以下も同様。
SR以下は現状、理論最大値では候補にあがらない(そもそも枠がない)という状況ですが、理論最大取れないなら幾らでも候補に挙がってきます。安いうちにどんどん強化しましょう。
では本陣について。
加護は基本的に防御を直接受けない拠点に置くが原則ですが、守護帝聖陣が出ない以上加護帝聖壁を置くしかパッシブの全体的強化は不可能となっています。
そのせいで、加護帝聖壁を置く場所のために、守護大聖陣の枠が玉突きで出されることになります。まあ副将採用の条件を考えると「できる限りSLで副将解放済みの武将を活用する」を最優先すると、スキル係数の大きい加護帝聖壁持ちSLを主将採用するのは当然の話でもありますが。
ただ、これはパッシブの話であって、手動スキルは事情が異なります。大帝域群です。
とはいえ現状は、鏡の関係で、以下のカードを持ってるか否かが問題となるでしょう。
現状まだスキル名としては出ていないものの「覇者の大帝域」の24時間稼働版。防御ステータスも現状では最強格。鏡系2種搭載なので、鏡をスキルアップすれば発動するだけで本陣3240%の防御威力……。全軍対応なので、受け入れ幅も広く、南蛮強攻をやるには必須のカードです。こんなもん早々引けるかって感じではありましたが(12周年SPを引ききる前提)。
じゃあ他の大帝域は要らないのか?というと実はそうではないのです。
SLで覇者の大帝域が複数実装され始めたら、このSL于吉娘・于吉・亀の副将はほぼSL覇者の大帝域に切り替わります(主将時最大全軍1080%防↑、副将時最大全軍864%防↑)。ただ現状はL4.5コストの覇者の大神域(主将時最大全軍675%防↑、副将時最大全軍472.5%防↑)を採用せざるえず、SL許チョを採用する場合はL許チョの覇者の大神域は使用不可能です。
そんな状況の場合、SL大帝域(主将時最大指定兵種1890%防↑、副将時最大指定兵種1512%防↑)を副将採用しない理由のほうがありません。特に兵種が偏っている場合は、特定兵種の大帝域を育成採用しない理由は現状有りません。
SL大帝域持ちの通常排出7種を本体に据える案はとても魅力的ですが、主将の帝明鏡を持たせないと、SL于吉娘・于吉・亀に出力で劣ります。逆に言えば鏡一つで事足りるとも言えます。鏡一つで特定兵科の防御が最大で1890%上がるので、SL加護帝聖壁のフルパッシブを超える効果と言い切れます。
育成途上ですが、SLV8→9でもスキルアップをしくじっているので、比較的上げやすいラインでも1260%。鏡も同様にSLV8まで上げられるなら1008%。完全に守護がおまけというか、1008%は加護帝聖壁+加護大聖壁+主将の帝明鏡のオールSLV9あたりとほぼ同威力です。そう考えると、たらればとはいえ、大帝域の鏡付与は、援軍が偏った兵科に集中するならUR于吉娘・于吉・亀よりは良い効果を得られる可能性が大きいと言えます。
結局まあ副将にしても、特定兵科に覇者の大帝域以上の効果がある防御強化を施せるので、援軍によってはSL大帝域持ちを副将として切り替えるのは非常に重要です。
写真の活用例では、まさかの豪撃招来というアレなスキルも使っていますが、南蛮の副将はこういうこともできるということで覚えておいてもらっていいと思います。
ちなみに、鋭兵兵科のL大天域持ちの場合は、副将を持たない場合に限り、SL于吉娘・于吉・亀よりはダブル鏡で効果が特定兵科の時のみ上回ります。
このへんの加減で、先に結論として出したSL于吉娘・于吉・亀の副将はL4.5コスト覇者の大神域が必ずしも正しいとは言えず、援軍状況に応じて偏った兵科の大天域・大帝域持ちの武将を活用することが最も重要となります。
まあ、ここまでで概ね、防御における最高威力の武将選出の理由は述べ終わっておりますが、最後に「なぜ高威力のスキルを持つ武将を副将に置かないのか」だけ述べておきます。
今後のために、SLの加護帝聖壁と加護大聖壁の4.5コストSLV10で比較します。
SL4.5コス加護帝聖壁:主将時で405%、副将時で324%、差は81%
SL4.5コス加護大聖壁:主将時で247.5%、副将時で198%、差は49.5%
この発生した差のぶんだけ、本来発揮できた威力より数値を落としているというわけです。つまり、可能な限り副将にする武将は低威力スキルのほうが良いと。そして低威力でも基礎威力ができるだけ高いものを選び、効果量を確保することが重要なわけです。
ということで以上、メモでした。このメモ何年使えるんかな。
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